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将来の日本が心配になってくる。70歳定年時代へ?

 鳥取市の社会保険労務士の田中伸一です。

 社会保険労務士という仕事に携わらせてもらってから、5,6年になろうとしていますが、月日の速さとともにこの間に劇的に変わったことといえば、真っ先に2つ浮かんでしまいます。

 一つは、就職難から一転して超人手不足になったことです。5,6年前当時は、国も地方も雇用対策に躍起になっていた頃がそんなに前でもないのですが、その時とは想像がつかない状況になっています。ただ、いまだにそのころのマインドでいる経営者もまだ多いのではないかと思います。当時は、代わりはいくらでもいるという風潮もありましたが、相当な危機感がないと人手不足は時間が解決してくれるものではなく、この状況はそう簡単に変わることはないだろうと思います。

 そしてもう一つは、いわゆる高齢層で就業を続けている人が増えていることです。定年が55歳から60歳となり、現在は65歳までの雇用延長が企業に義務付けられています。年金相談の場でも60歳になっても働いていきたい、もしくは働かないといけないといわれる人がほとんどです。60歳定年だから、あとは余生をゆっくり過ごしたいという人はほぼ皆無のような印象があります。企業側の続けて働いてほしいというニーズと労働者側も続けて働きたいという希望が一致しているともいえるのかもわかりませんが、60歳どころか65歳や70歳を超えても元気で働いておられる方が増えていることを社労士としても実感しています。

 これは年金の支給開始が引き上げられ、女性もいよいよ来年の4月の誕生日以降の人もこれまでの60歳から61歳となり、将来的には完全に65歳支給となることが決まっていることとも大いに関係をしていると思います。年金だけでは暮らしていけないという現実もあるのだと思います。ただ、生活のベースは年金ということは間違いなく、年金制度が破綻するとかいった論調には賛成はできませんが、皆さんが漠然と不安があるからこそ、働かないといけないと思っておられるところもあるのではないかと思います。

 60歳を過ぎても元気で働くことはとてもいいことだと思います。ただ、社労士の業務で従業員の入退社の手続き代行があるのですが、最近は特に50代、60代の方々の入社の手続きを依頼される割合が非常に増えてきています。地方都市では若い世代の都市部への流出がどこも問題となっていますが、本当に近い将来地方には若い世代が少なくなり、企業間の人材の確保がとりわけ若い世代の確保がより深刻になるのではないかと思ってしまいます。

 将来を悲観することはしたくないですし、暗い気持ちになるだけなのですが、なんというか相当な危機的な状況がゆっくりとゆっくりと進行してきているような気がします。

 今はまだ、元気な60歳代の方もたくさんおられ、深刻な労働力不足というところまではいっていないと思います。65歳から74歳までは高齢者ではなく、まだまだ元気で準高齢者だとする記事も見かけましたが、それだけ労働力不足が深刻となる事態を見越してのことだと思います。(一説には年金の支給開始年齢をさらに引き上げるためとも言われたりもしているようですが)

 元気で働き続けられるのはいいことですが、この世代の方々がついに働けなくなった頃に本当の危機がやってくるような気がしてしまいます。そうはいっても、一人のひとが2倍も3倍も働くことは不可能です。

 ここでよく「生産性の向上」ということが盛んに最近言われますが、これは現実にそうしていかないと企業は生き残っていけないですし、さらには日本の国力という点でもどんどん落ちてしまうことが目に見えているからだと思います。

 経営者の方々は特にそれを実行していかないといけない立場になります。企業内でも役職者やリーダーも当然に考えていかないといけないです。しかし、その方針を示すのは経営者になります。

 これからおそらく日本の社会自体も急ピッチで生産性の向上に資する、設備機械やソフト等様々な開発が行われていくはずです。危機感を共有しながらみんなで日本の危機を乗り越えていくことを真剣に考えないといけない時期にもうきてしまっているような気がします。社労士としてもそのために企業に何ができるのか、常に勉強をしていかないといけないと思います。



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リワーク

Author:リワーク
鳥取市の社会保険労務士の田中です。日々の雑記からビジネス本の紹介から趣味の話まで、色々書いていきます。
企業の経営者、人事・総務担当の方からビジネスマンの方まで、役立つ情報をお届けいたします。
気軽になんでも相談してもらえる社労士を目指して、日々奮闘中です!お問い合わせは rework@hb.tp1.jp 田中まで

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